『當る癸卯歳初春』
旧年中は大変お世話になりました、昨年身内に不幸があったため新年のご挨拶は控えさせて頂きました。
さて、年始早々にグロテスクなものをあげておりますが、堺屋(栄屋)秀鶴とは初代中村仲蔵の屋号と俳名。
昨年ドラマでも話題になりましたが、仮名手本忠臣蔵五段目・山崎街道の場に登場する“斧定九郎”の役を山賊姿から落魄した浪人姿に改めたのが殊に有名で、下回りから座頭まで出世し得た事は、仲蔵自身の才能と努力も然ることながら、その素質を早くから見抜き取り立てた四代目市川團十郎の存在も大きかったとされています。
先日、故・三遊亭圓生の「中村仲蔵」を初めて聴きまして、中村仲蔵という人物に興味を抱き書かせて頂きました。という訳で、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
#歌舞伎 #歌舞伎好き #歌舞伎文字 #勘亭流 #江戸文字 #書道 #書家 #御家流 #京都 #職人 #筆文字 #手書き #中村仲蔵 #市川團十郎 #仮名手本忠臣蔵 #斧定九郎 #色悪 #癸卯 #初春 #勘亭流教室 #通信講座 #japan #japanese #kabuki #kyoto #osaka #traditionalculture #calligraphy #art
本日は以上、戯筆でございました。
0コメント