戯筆 “ざれふで”

私の名乗っている“戯筆”は屋号の様なものとお考え下さい。

『戯』は一文字で歌舞伎の世界を意味します。おこがましいですが、

その世界を筆一本で表現するという思いを込めております。

あくまで『ぎひつ』ではなく『ざれふで』でございます。

何卒、末永く御贔屓御引き立ての程、偏にお願い申し上げます。


歌舞伎文字書家 

勘亭流 戯筆(カンテイリュウ ザレフデ) 

川端耕司

勘亭流を書きは始めて十一年目で

ございます。幼い頃より書道を

習っておりましたが、高校に進学し

大学を卒業するまで筆を持つことすら

ありませんでした。

自分のやりたい事が何かわからず

模索する中、もう一度書道がしたいと

思い立った時、たまたま目にした

“勘亭流”の文字に魅了され、

何の当てもないまま先生の所に

飛び込みました。教えるというより

見て学べという職人気質の先生で、

『自分で考え発見し身に付けた事こそ

ほんまもん』という教えを守り、

日々励んでおります。

筆の使い方は独特で、書道というより

絵を描く感覚に近いとも言われます。

他の書にはない躍動感や柔らか味、

色気を持ったこの文字を一人でも多くの

方に知って頂きたく活動しております。