『驥足を展ばす』

三国志・蜀書(しょくしょ)―龐統(ほうとう)伝」に出て来る逸話から。三世紀、後漢王朝末期の中国でのこと。劉備という豪族は、部下の龐統にある県を治めさせましたが、あまりいい仕事をしません。すると、龐統のことをよく知る人物が、「彼はその程度の才能ではありません。もっと大きな仕事を与えてこそ、『其その驥足を展のばすのみ(名馬の俊足を発揮することができるのです)』」と言ってきました。そこで、改めて大役を与えると、果たして立派に務めたということです。「驥」は、一日に千里を走るという名馬のこと。【故事成語を知る事典より引用】


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本日は以上、戯筆でございました。

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