『道頓堀鹿芝居』

三人展出品作より『道頓堀鹿芝居』

“鹿芝居”というのは落語家さんが演じる芝居の事で、“噺家(はなしか)の芝居”が詰まって“しかしばい”というわけです。

今回私が書いたものは、大正~昭和初期にかけて道頓堀の寄席で演じられたもので、番付のお名前は実在のものではなく、この芝居のために付けられた架空の役者名です。ここからは、書いてる内容をご説明します。

一、國定忠治 赤城天神山の場
二、繪本太功記 尼ヶ崎閑居の場
三、伊賀越道中双六 沼津千本松原の場
四、源平魁躑躅 扇屋店先より五条橋まで
五、初霞空住吉 かっぽれ 常磐津連中

右より、市川春團治、片岡染丸、片岡九里丸、嵐蔵之助、中村福團治、嵐文次郎、中村小春團治、守田小圓馬、實川五郎、阪東圓枝、淺尾圓若、尾上圓馬、大谷延若、市川三木助、中村枝鶴、市村千橘、中村扇遊(順不同)
本日は以上、戯筆でございました。

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