習作 『家運興隆』

今回も習作として、家運興隆(かうんこうりゅう)と書かせて

頂きました。家運興隆とは、読んで字の如く“家が栄える”事を

意味します。勘亭流は江戸時代に、興行に関わるすべての人

の平穏無事やお客様の大入り満員を願った“良い縁起を呼ぶ文字”

として作られました。つまり、歌舞伎文字は歌舞伎の世界だけでなく、

めでたい物、事、場所、様々なシーンで使用されているのです。

ただ、今は如何せんフォントが氾濫し単に“くにゃくにゃ”した字として

捉えられがちですが、手書きの勘亭流は芯の通った柔らかさがあります。

私も偉そうに言える身分ではございませんが、少しでもその違いを知って

頂く機会になればと、常日頃から思っている次第です。

本日は以上、戯筆でございました。

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